人材育成と制度の整備支援
ハイブリッドJOB型人事制度(ジョブ型・メンバーシップ型の良いとこ取り)
医療・介護業界は人の出入りが多く、職務内容が明確なため、ジョブ型人事制度がフィットします。
一方で、多くの医療・介護施設では、長期雇用を前提とした採用・育成を行うメンバーシップ型の人事マネジメントが行われています。
メンバーシップ型では、これまで年功的に評価してきた職員と中途で採用した職務採用者との間で不公平な賃金格差、処遇格差が起きてしまいます。
このようなことから、我々は『ハイブリッドJOB型人事制度』をご提案します。
ハイブリッドJOB型では、従来の年功序列による生活保障給を維持しつつ、職務の難易度に応じた職務給を支給することで、公平な評価を実現します。
そのため、メンバーシップ型人事制度では、これまで年功的に評価してきた職員と中途で採用した職務採用者との間で不公平な賃金格差、処遇格差が起きてしまいます。
そこで、これまでのメンバーシップ型人事制度で多く採用されている能力評価(職能制度)による年功的賃金制度を生活保障給として残し、職務の難易度(職務制度)に応じた賃金(職務給)を支給する『ハイブリッドJOB型人事制度』をご提案いたします。
「ハイブリッドJOB型人事制度の原則」は医療サービスの提供に必要な【職務】を明確にし、その「職務」に期待する【成果】を評価し、その「成果」に応じた対価として処遇や報酬【賃金】が与えられるものです。
人事制度の見直しは、この【職務】【成果】【賃金】について現状を分析し、貴院の経営戦略を実現するために実行可能な制度を策定し運用することです。
『ハイブリッドJOB型人事制度』は、このような経営者におすすめです。
✅ ジョブ型人事制度を検討したい ⇒ 職務の可視化、職務の格付け、格付けに応じた賃金設定
定員管理、雇用管理、人事考課、教育訓練に利用
✅ 経営をよくしたい! ⇒ 組織戦略を新しい職務として設定
先行指標・成果指標で管理し、着実な戦略実行を可視化
✅ 介護職員等処遇改善加算 キャリアパス要件1 を取りたい!
⇒ 職位、職責、職務内容に応じた任用等要件、賃金体系が明確になります!
「ハイブリッドJOB型人事制度」のJOBに込められる意味
「JOB」の3文字に、貴院の人事制度の核となる要素が込められています。
J 正当性 / 道のり Justice/ Journey
・Justice(正当性、公平性):成果や役割に応じた公正な評価・報酬。
・Journey(旅、道のり):社員の自律的なキャリア形成の道のりを支援。
O 成果 / 機会 Output / Opportunity
・Output(成果、生産性):求められる成果を明確化し、生産性向上を重視。
・Opportunity(機会):成長・挑戦の機会を公平に提供し、それを活かす能力を評価。
B 基盤 / 能力 Base / Balance
・Base(基盤):職務(ジョブ)を組織の成長の確固たる基盤と定める。
・Balance(バランス):メンバーシップ型とジョブ型の思想をバランス良く融合。
ハイブリッドJOB型人事制度の特徴
「明確なJob(役割・責任)に基づく、成果志向の制度」
職務内容(Job Description)に基づき、職員が果たすべき役割と責任を明確化し、その達成度で評価します
「戦略的JOBへの挑戦を促し、企業成長を加速させる制度」
単なるルーティンワークではなく、組織戦略に直結する戦略的な仕事(Strategic Job)への意識を向上させます
「JOB(職務)を軸に置き、個と組織の成長を両立する制度」
メンバーシップ型(人が軸)とジョブ型(仕事が軸)の融合において、「JOB」が成果追求の核となります
ハイブリッドJOB型人事制度の運用上の特徴
人財の流動性・適材適所
職務記述書(Job Description)の明確化により、配置転換をスムーズにし、適材適所を実現します。
専門性の重視
専門性の高い職務(Job)について、年齢や勤続年数に関わらず、高い評価と報酬を適用する仕組みを内包します。
ハイブリッドJOB型人事制度についてオンライン会議にて無料でご説明いたします。
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問い合わせ先
コンサルティング統括部 電話03-3874-7143 又は弊社ホームページ【✉お問い合わせ】