社員紹介
※掲載記事、情報は2022年時点の内容です。
明確なきっかけはわからないのですが、医療関連の機械に興味を持っていました。そのため大学でも、医療機器をテーマにしている唯一の研究室に入って学びました。ですから当然、「医療機器を扱うことができる仕事」を中心に就活を進めました。
ムトウテクノスを知ったのは、就職情報サイトでの検索を通じてです。ムトウの営業職募集の情報がメインでしたが、情報を細かく見ていくうちに、「医療機器を扱う技術職」という職種があることに気づきました。そこで詳しく話しを聞くことを決めたことが、当社入社に至ったきっかけです。
入社前は、とにかく「大きな規模の会社」であると感じたこと、そして「さまざまな医療機器に触れることができるのでは?」と期待していたことが印象に残っています。
実際に入社を決め、ムトウテクノスの一員としてME課へと配属されて真っ先に感じたことは、「想像以上に医療機器の種類が多い」という点でした。今では多くの医療機器の点検を手がけられるようになったつもりですが、まだまだ触れたことがない機器がたくさんあります。
こうした医療機器は、私が知っている分だけでも10以上のカテゴリに分かれ、それぞれのカテゴリ内に複数種類の機器があります。全部合わせると相当数になると思います。
これからも経験を重ねながら、一つでも多くの機器の点検作業ができるようになることを目指し、楽しみながら毎日の仕事に臨んでいます。
メインとなる医療機器の点検は、ME課内のメンバーでローテーションしながら担当していきます。また、メインの機器以外に、たとえば病棟単位での担当を任されると、その病棟で使用する機器のメンテナンスも担当します。特定の機器ごとに担当が決まっているわけではありませんので、幅広く、さまざまな機器触れられるところが、この仕事の魅力の一つだと感じます。
しかし医療機器は、精密で複雑な機械です。そのため、点検作業手順が記されたマニュアルが用意されています。ある日この手順を間違えてしまい、部品を壊してしまったことがあります。その経験を通じて「基本が大切だ」と言うことを学びました。
人の命に関わる機器であることへの責任、また、知識を一つひとつ身につけて行くという大変さはありますが、「医療の現場を支えている」と感じながら臨むことができる、機械好きには魅力的な仕事だと思います。